今治市議会 2016-03-01
平成28年第2回定例会(第1日) 本文 2016年03月01日開催
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発言者一覧 選択 1 :
◯渡辺文喜議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 :
◯渡辺文喜議長 選択 4 :
◯長野和幸副市長 選択 5 :
◯渡辺文喜議長 選択 6 :
◯渡辺文喜議長 選択 7 :
◯渡部 豊総務委員長 選択 8 :
◯渡辺文喜議長 選択 9 :
◯中村卓三
教育厚生委員長 選択 10 :
◯渡辺文喜議長 選択 11 :
◯越智 忍産業環境委員長 選択 12 :
◯渡辺文喜議長 選択 13 :
◯野間有造建設水道委員長 選択 14 :
◯渡辺文喜議長 選択 15 :
◯渡辺文喜議長 選択 16 : ◯菅 良二市長 選択 17 :
◯渡辺文喜議長 選択 18 :
◯長野和幸副市長 選択 19 :
◯渡辺文喜議長 ↑
発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初の
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ヒット) 1:
◯渡辺文喜議長 ただいま
出席議員34名であります。
これより第2回
今治市議会定例会を開会いたします。
菅市長から今
議会招集の挨拶があります。
2: ◯菅 良二市長 おはようございます。
本日、平成28年の第2回
定例市議会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。
昨夜は、皆様ご承知と思いますが、
富良野自然塾塾長の倉本聰さんプロデュースの「屋根」という演劇が今治市
公会堂で行われました。私も
渡辺議長、森副議長、
野間建設水道委員長と同席をさせていただき、観劇をいたしました。文字どおりの違った意味の感激をいたしました。すばらしい演劇でありました。
テーマは、皆様ご承知の
富良野自然塾、我が今治市でもし
まなみアースランドで展開しております、青い地球をしっかり守りたい、そして、今のこの私たちが住んでいる地球、それは子孫からの借り物であるという
テーマ。ということは、我が物顔に我々が使うのではなく、間違いなく次の世代へしっかりとした青い地球をバトンタッチしなければいけない。そういうことが底に流れた
テーマであったと思います。最後はスタンディングオベーションで、
観客総立ちでのフィナーレでありました。今治市
公会堂が久しぶりに輝いた、そんな思いで「屋根」を観劇いたしました。
ところで、きょうは
皆様方のお手元に
施政方針、今までになかったことだと思います。基本的には、私をずっと見ていただいているのですが、長く、30分にもなりますから、途中で疲れると思います。しかし、これがあれば
ポイント、
ポイントで
チェックもしていただき、そして3月議会の対応もいろいろな面で役に立つのではないかといったことから財政課にお願いをしまして事前に配付をさせていただきました。しっかりと私も読み上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。
さて、平成28年度の各
会計予算を初めとする諸議案のご審議をお願いするに当たり、平成28年度の
市政運営につきまして、所信の一端と
重点施策の大要について申し述べ、
議員各位並びに市民の
皆様方に対しまして、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。
本市は、早いもので、12市町村が合併し、新今治市が誕生して以来、既に12年目を迎えておりますが、現在、人口減少の進展という喫緊の課題に直面いたしております。1980年の19万7,000人をピークに人口が減少に転じ、昨年の国勢調査時点では15万8,000人、2040年には人口ビジョンにおいて11万3,000人にまで減ると予測いたしております。一方、国におきましても、昨年の国勢調査の速報値によると、1920年の調査開始以来、初めて総人口が減少に転じる中、東京一極集中が続いている状況でございます。
現在、2008年に始まった我が国の人口減少が加速度的に進むとの問題認識から、将来にわたって活力ある日本社会を維持するために、地方創生の取り組みを進めておりますが、国が進めております経済対策の効果は、いまだ地方では十分に実感できず、都市部との格差拡大が懸念されており、地域経済の活性化は不可欠であります。
こうした中、本市は、今後とも諸課題を乗り越え、持続可能な
市政運営を目指していくため、平成27年度において、今後10年間のまちづくりの指針となる「第2次今治市総合計画」を策定いたしました。本市の10年後に目指すべき将来像を「ずっと住み続けたい“ここちいい(心地好い)”まち いまばり あの橋を渡って 世界へ 未来へ」といたしております。それを実現するための原動力として、人口減少の抑制に向けた「ふるさと共創[走]システム」を
重点施策と位置づけ、「共に働く」「共に育む」「共に感じる」をキーワードに、安定した雇用による人口流出の抑制、出会いから子育てまでの環境の充実による出生数の増、本市の魅力創出による交流人口の増、そして、これらの好循環による地域活性化を目指しております。
これは、本市の未来に向けた地方創生の取り組みをより一層加速させるため、昨年10月末に公表いたしました「今治市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を反映したもので、その総合戦略においては「だれもがこの地で元気に働けるふるさとを創る」「未来を担う子どもたちをみんなで育むふるさとを創る」「だれもが訪れたいと感じる魅力あふれるふるさとを創る」、そして「中心部と周辺部が連携した日本でいちばん住みたい地域を創る」の4つの目標を掲げており、その実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
そこで、平成28年度は、人口減少に対して、真剣に立ち向かうための地方創生策として、「若者人材定着の促進」「国家戦略特区の制度を活用した学園都市構想の実現」「今治ブランドの推進」に重点を置きながら、私の就任から今日まで道筋をつけ、育て上げてきた政策をさらに推し進め、花開かせたいと考えております。新たな未来への布石を打つためにも、積極果敢に市政を推進してまいります。
まず、「若者人材定着の促進」策として、今治市に住み続けたい人をふやす、また今治市で働く人をふやすため、今治市外から今治市への人の流れをつくってまいります。今治市外から移住する働き手世帯、子育て世帯を対象とした、個人の住宅取得費に対する助成制度、また今治市外からの雇用者の拡大と企業等の人材確保のために、社宅を建設する企業等に対する支援制度を創設いたします。あわせて、今治市外から中心市街地区域へ移住する全ての方を対象とした個人の住宅取得費に対する助成制度、また中心市街地区域に社宅を建設する企業等に対する支援制度も創設いたします。さらに、愛媛県と連携して、愛媛県外から移住する働き手世帯、子育て世帯が空き家を改修する費用や、家財道具の搬出等に要する費用を補助する移住者住宅改修支援事業を新たに実施し、特に人口減少の著しい周辺地域等への移住者に対しては、今治市独自の上乗せも行ってまいります。
次に、「国家戦略特区の制度を活用した学園都市構想の実現」についてでございます。
本市は、今年1月に地方創生特区の第2弾として正式に国家戦略特区に指定されたことから、長年の宿願である学園都市構想の実現に向けて、企画課を中心に新たな部署を設け、庁内一丸となって取り組んでまいります。本年度には、規制改革の方向性が示されるものと考えておりますが、これから活発化するであろう国家戦略特別区域会議の議論を注視し、市民の皆様のご理解をいただきながら、精いっぱい取り組みを進めてまいります。
次に、「今治ブランドの推進」についてでございます。
本市が誇る、自然、景観、歴史文化、山海の食材などの多彩な地域資源を初め、まちの産業、市民活動、生活環境の整備や地域活性化の取り組みなど、行ってみたい、住んでみたいと思える、さらにはずっと住み続けたいと実感できるような本市の魅力や価値を国内にとどまらず、世界に向けて「魅力ある今治・元気な今治」としてアピールすることにより、イメージの向上と地域の総合力を高め、地域ブランド力の強化を図ってまいります。このほか、本市の基幹産業であるタオル、造船を初めとする地域産業の振興や医療、福祉の充実、来年に迫ったえひめ国体への対応など、重要課題についても対応を加速化することといたします。
さて、平成28年度当初予算につきましては、合併算定替終了後の普通交付税について、特例分の約7割の復活が実現したものの、3割は確実に減額されることを考慮し、5年間の激変緩和期間が終わる平成32年度以降の非常に厳しい財政運営に対応できるよう、事業のスクラップ・アンド・ビルドを行い、予算編成に取り組んだところであります。
歳入では、個人市民税において微増を見込むものの、法人市民税においては、タオル製造業などが好調を維持している一方で、法人税割の税率引き下げの影響のほか、造船業や海運業等の主力産業にやや陰りが見られることなどから、市税収入は、前年度当初予算と比較して約2億6,000万円の減収を見込んでおります。また、地方交付税は合併特例措置の縮減等により、13億円減少する見通しとなっております。さらに本年度は、新都市第1地区における企業の立地、操業開始が相次ぐなど、地域経済の活性化が期待されるところでありますが、立地奨励金など一時的な財政需要に対応するため、財政調整基金から2億円、また公債費の支出に充当するため減債基金から17億円取り崩す予算を計上しております。
歳出では、(仮称)高橋浄水場の整備や島しょ部人権センターの整備にかかる予算、愛顔つなぐえひめ国体リハーサル大会の運営経費を計上したほか、防災施設等の整備においては、防災情報通信システムの整備や小中学校の改修、西消防署波方分署、常盤消防詰所及び朝倉消防詰所の建てかえにかかる予算、また昨年度に引き続き、新ごみ処理施設等の整備を進める予算を計上しております。
それでは、平成28年度に実施する重要な施策につきまして、今治市基本構想の7つの施策の大綱に沿って、ご紹介を申し上げます。
1つ目は、「健やかに安心して暮らせるまちづくり」でございます。
まちづくりの主役である市民が、子供からお年寄りまで住みなれた地域で互いに支え合い、生涯を通じて健やかに安心して暮らせるようなふるさとを築いてまいります。
まず、結婚から妊娠・出産・育児と切れ目なく支援してまいります。結婚につきましては、男女間の縁結びのきっかけづくりとなるよう、出会い交流応援事業を引き続き実施し、結婚に向けた環境を整えてまいります。妊娠・出産につきましては、国の不妊治療の助成拡充に対応して予算を大幅に増額し、年間助成回数の制限を撤廃するとともに、新たに愛媛県内初となる男性不妊治療への助成を開始いたします。また、昨年から実施しております不育症の検査や治療を対象とした助成も継続して実施し、不妊などに悩む1人でも多くの方の出産の希望がかなえられるよう支援してまいります。
子育て支援につきましては、子育てに関するさまざまなニーズに対し、子ども・子育て支援事業計画に基づき、子育て支援を充実し、その実現に努めてまいります。
島嶼部におきましては、平成27年度から運営を開始した宮窪認定こども園に続きまして、本年度から、吉海、伯方、上浦、大三島の4保育所を幼保連携型認定こども園として運営いたします。これにより、島嶼部でも全ての地域で長年の懸案であった幼稚園教育が実施されることになり、保育所と幼稚園の利点を最大限に生かしながら、子供たちが集団生活の中でさまざまな体験を通して切磋琢磨しながら成長していくことを願っております。
立花中学校地域におきましては、市内民間事業者が幼保連携型認定こども園に移行するための施設整備に対し、補助金を支出することとなっており、この施設の完成により、災害時等において施設の安全・安心が確保されるとともに、民間活力の有効活用を図ることが可能となります。
長年の懸案でございました病児保育事業につきましては、平成29年度からの運営開始に向けて、施設整備等に取り組んでいただけることとなりました今治市内民間事業者に対して、その整備費用を補助してまいります。
このほか、児童扶養手当につきまして、本年8月分から第2子以降の加算額を拡大し、12月から支給額を引き上げてまいります。
次に、高齢者福祉でございますが、第6期高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、全ての高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、在宅医療・介護の連携、認知症対策、生活支援・介護予防サービスの基盤整備等の事業を推進してまいります。本年度は、特別養護老人ホーム広域型1施設、地域密着型1施設、グループホーム3施設の整備に係る助成を行い、施設入所待機者の解消を図ってまいります。
また、生活習慣病の早期発見・早期予防と、重症化予防につなげるため、今まで集団検診のみ実施していた大腸がん検診について、本年度より個別検診も実施し、かかりつけ病院での受診も可能とするなど、死亡率の高い大腸がんの検診受診率の向上を図ってまいります。
高齢者見守り事業につきましては、ひとり暮らし等の高齢者のうち、見守りが必要な方を対象に、現在200名の見守り推進員に、定期的に安否確認をしていただいております。本年度より、新たに波方地区において20名を増員し、地域コミュニティーづくりを支援するとともに、介護予防の推進を図ってまいります。
次に、障害者福祉につきましては、平成25年6月に制定された、障害を理由とする差別の解消に関する法律、いわゆる障害者差別解消法が本年4月に施行されることに伴い、その理念を推進するため、まず、今治市職員全てが障害や障害のある方を理解し、適切な配慮が行えるよう「(仮称)応対のしおり」を作成し、共生社会の実現に寄与してまいります。
さらに、生活困窮者の自立相談支援策といたしまして、平成27年度から「くらしの相談支援室」を開設し、悩み、困りごと、不安などをじっくりお聞きする中で、一緒に解決する手段を見出してまいりました。本年度は生活保護世帯の中学生を対象とし、教員OB等の学習支援員、また学生ボランティアの協力も得ながら、個別訪問及び教室方式による学習支援事業をスタートさせ、親世代の貧困が子供に連鎖することを断ち切ってまいります。
2つ目は、「豊かな心と生きる力を育むまちづくり」でございます。
市民一人一人の豊かな心を育み、子供たちの生きる力をみんなで育むふるさとを築いてまいります。
小中学校の耐震化につきましては、子供たちの安全・安心を重視するとともに、災害時における地域の避難所として市民の方々の安全を確保するためにも順次対策を進めてまいりましたが、本年度には、今治市内全ての小中学校において耐震化工事が完了いたします。今後は、これまで改修できなかった箇所の整備や、学校施設の老朽化に伴う長寿命化対策などを進めてまいりますが、本年度は、屋内運動場につり天井がある小学校3校の落下対策等を行うことといたしております。
次に、来年に迫りました「愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会」に向け、これまで進めてまいりました競技会場の関連整備も完了し、いよいよことしの7月から9月にかけて、6競技のリハーサル大会が順次開催されます。1年前イベント、花いっぱい運動、今治市内の小中学生による手づくりのぼり旗の作成などを通して大会への機運を高めてまいります。
次に、新都市の市営スポーツパークテニスコートに隣接して整備を進めております人工芝のサッカーコートにつきましては、先日発表がありましたFC今治が整備いたします(仮称)今治スタジアムより一足早い来年3月末の竣工を目指し、JFAアカデミー今治の選手の皆さんを初め、小・中・高校生や多くの市民の皆さんに利用していただけるよう整備を進めてまいります。
一方、JFAアカデミー今治が開校して1年がたちましたが、現在、選手の皆さんが日々熱心に練習しております桜井海浜ふれあい広場のサッカー場におきましては、夜間照明設備の設置工事を行い、未来の「なでしこジャパン」を目指す選手たちをアシストしてまいります。
そして、一昨年は村上水軍博物館が、和田竜氏の小説『村上海賊の娘』が本屋大賞を受賞後、数々のメディアに紹介され、それまでの2倍近くの入館者数を記録するなど、飛躍の年となりました。本年度は、玉川近代美術館と大三島美術館がともに30周年を迎えるに当たり、両館が所蔵する貴重な浮世絵の交換展示を企画しており、たくさんの方々に足を運んでいただけたらと思っております。もちろん、ところミュージアムや伊東豊雄建築ミュージアムを初めとする美術館からも、小さくも特色ある地域のミュージアムのよさを発信してまいります。
3つ目は、「みんながつながり支えあうまちづくり」でございます。
ふるさとをよりよくするため、市民一人一人が、あるいは市民と行政がつながりを持ち、互いに支え合うふるさとを築いてまいります。
少子高齢化等により人口減少が顕著な島嶼部地域におきまして、都会から意欲ある若者を地域おこし協力隊として採用し、任期を終えた13人の若者のうち11人がそれぞれの地に定住するなど、地域を変えていく新しい力になっております。また、地域自立活性化推進事業費補助金制度により、支所地域間の連携を図りつつ、住民の創意と工夫に基づいた地域の自立的発展を目指す各種事業に対し、支援を継続し、地域力の向上、強化に努めてまいります。
それから、昨年7月に開始しました市政懇談会「市長と語ろう」でございますが、現在までに20地区にお邪魔させていただき、本年8月をめどに残り7地区を終える予定でございます。今後とも市民の皆様からのご意見、ご提言などをお聞きし、市政へ生かしてまいりますとともに、本年4月から施行される障害者差別解消法に対応するため、公式ホームページのウエブアクセシビリティーを向上させる改修等を行い、本市のさまざまな取り組みを強く発信するなど、広報広聴機能を高めてまいりたいと考えております。
このほか、伯方地域の人権施策の拠点施設である伯友会館の老朽化等に伴い、長年の懸案であった島嶼部の広域的な人権施策の中心的な役割を担うため、旧伯方中学校跡地に島しょ部人権センターを整備し、さらなる人権啓発活動の充実を図ってまいります。
4つ目は、「安全・安心で快適に暮らせるまちづくり」でございます。
誰もがこのまちで安全・安心・快適に住み続けられるようなふるさとを築いてまいります。
阪神淡路大震災から21年、東日本大震災からもうすぐ5年が経過いたしますが、毎年のようにさまざまな災害が発生し、とうとい命が奪われております。昨年9月には茨城県常総市の鬼怒川氾濫による水害があり、蒼社川を初めとする大小さまざまな河川を抱える本市においても、あらゆる事態を念頭に置き、豪雨災害に対する備えを怠らないことが重要であると再認識したところでございます。
これらの災害を教訓に、あらゆる危機に際して市民の生命と財産を守り抜くことのできる安全・安心なまちづくりを進めるため、引き続き「自助・共助・公助による減災」を
テーマに、防災・危機管理体制の強化を図ってまいります。
本庁、支所において、職員の研修、災害対応訓練を行い、災害対応能力の向上に努めるとともに、関係機関、団体とも連携しながら、自主防災組織や防災士の育成などに取り組んでまいります。
ハード整備につきましては、災害時の情報伝達をより迅速かつ確実なものとするため、緊急防災情報伝達システムの構築に取り組んでおります。本市は複雑な地形であるがゆえに整備は困難を極め、またその費用は巨額になることが予想されることから、伝達手段の一つとして、費用対効果にすぐれたコミュニティーFMを活用してまいります。
そのほか、災害対応の中枢となる防災拠点施設の整備、西消防署波方分署における既存庁舎の建てかえ及び既存大型車庫の改修、消防団員の活動拠点である常盤消防詰所と朝倉消防詰所を整備してまいります。
また、本年度は蒼社川にかかる榎橋のかけかえに着手するほか、老朽化等により危険が生じるおそれのあるトンネルや橋りょうを初め、河川や公園施設、港湾、漁港、農業水利施設につきましても、必要な対策を早急に講じてまいります。
次に、空き家対策でございますが、平成27年度に実施いたしました空き家実態調査の成果をもとに、本年度は特定空き家の実態把握を行ってまいります。
次に、上水道事業につきましては、市民により安全でおいしい水を安定的に供給するため、(仮称)高橋浄水場の整備に取り組んでまいります。膜ろ過方式の採用により高度浄水化を図るとともに、民間のノウハウを活用して効率的かつ経済的な事業運営を行うため、本年度は、設計、建設、維持管理を一体的に行う事業者の選定を行い、平成33年の完成を目指して着実に整備を進めてまいります。
5つ目は、「美しい地球を未来へつなぐまちづくり」でございます。
本市の美しい自然環境を守り育てるとともに環境保全に努め、いつまでもよい環境で暮らし続けることができるようなふるさとを築いてまいります。
まず、環境美化の推進並びに啓発活動を目的とした寄附金を活用した美しいまちづくり推進事業につきましては、ボランティア清掃活動に対する支援、環境フェスティバル等の啓発事業のほか、新たに不法投棄防止策として監視カメラの導入を予定しております。市民と行政の協働の輪を一層拡充し、市民の皆さんの美化意識の向上を図り、今治市をごみのない美しいまちにしたいと考えております。
次に、合併処理浄化槽維持管理費への補助でございます。合併処理浄化槽は、適正な維持管理が行われないと河川等の水質汚濁や悪臭の原因となります。生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し、生活環境の保全を図るため、合併処理浄化槽の維持管理費用に対する助成制度を創設し、適正な維持管理の向上を目指してまいります。
次に、普及が進んでいる太陽光発電にかわり、家庭における省エネルギーの推進、新エネルギーの導入支援を図るため、家庭用燃料電池及び家庭用蓄電池の補助制度をスタートし、地域レベルでの環境負荷の低減に取り組んでまいります。
6つ目は、「誇りに思える魅力があふれるまちづくり」でございます。
たくさんの人が今治市を訪れ、住む人が誇りに思えるように、魅力あふれる交流とにぎわいを創造するふるさとを築いてまいります。
まず、みなと再生事業における中核施設となりますみなと交流センターがことしの夏にオープンいたします。今治港の「交通」の港から「交流」の港への変革は、近接する中心市街地において、多様な交流を生む原動力になると期待いたしております。今後は、みなと再生事業の完了を目指し、海のコンコースなど残された周辺の整備を進めてまいります。
次に、中心市街地の活性化でございます。中心市街地の再生を加速させるため、第2期中心市街地再生計画をスタートいたします。まちなか居住や遊休不動産の活用を促進するとともに、中心市街地エリア一円に人を呼び込む取り組みを引き続き支援してまいります。さらに、対象区域を拡大して商店街の空き店舗に出店する新規商業者を育成、支援するほか、空き店舗の稼働のための改修を支援するなど、商業活性化にも取り組んでまいります。
次に、今治新都市につきましては、イオンモール今治新都市の本年春のグランドオープンが目前となり、にぎわいを創出する交流拠点としての役割が期待されております。また、昨年、産業用地クリエイティブヒルズが完売いたしましたので、立地企業の数年後のフル操業に向け、引き続き奨励金等により支援をしてまいります。
次に、いまばり「サイクルシティ構想」の推進でございます。快適で充実したサイクリング環境を整備し、交流人口の拡大と地域の活性化につなげるために、平成27年度において、自転車に特化した地域再生計画いまばり「サイクルシティ構想」の素案を策定いたしました。平成28年度は、正式な地域再生計画として内閣総理大臣の認定を受けた後、サンライズ糸山などサイクリストの受け入れ拠点の整備、充実や、雇用、収益事業の創出につながる人材育成策、商品開発など、具体的な施策の検討を行ってまいりたいと考えております。
また、来たる10月30日には、愛媛、広島両県及び沿線自治体など関係団体と連携して、参加定員約3,500人規模の国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2016」を開催いたします。多くの方に「サイクリストの聖地」しまなみ海道を訪れていただけるよう、国内外に積極的に情報発信してまいります。
7つ目は、「産業の飛躍と創造に満ちた活力あるまちづくり」でございます。
今治市の強みを生かし、まちの活力を生み出す産業の振興や雇用創出に向けたふるさとを築いてまいります。
まず、海事産業でございますが、現在の海運市況は、船種により商用船の船価が低迷しているなど不安な要素を抱えているものの、造船各社は、さまざまな創意工夫により受注を維持しております。しかしながら、国内外の造船業界において競争力を維持、拡大するためには、ここ数年の慢性的な労働力不足が課題となっており、人材確保対策への取り組みが急務であります。今治市内の造船会社や舶用企業が会社の垣根を越え、地域の造船人材を育成、確保するために設立した今治地域造船技術センターが核となって研修内容の拡充を図り、造船人材の育成、確保を強化する取り組みを積極的に支援してまいります。
次に、今治タオルでございますが、昨年のパリ同時多発テロの影響で、四国タオル工業組合が予定していたパリへのアンテナショップ出店が中止になったことは、まことに残念でございました。当組合を中心に売り上げの大部分を占める国内においては、今治タオルブランドの浸透率をさらに高めるとともに、海外市場においては、環太平洋連携協定、いわゆるTPP大筋合意を受けた関税撤廃を輸出拡大の好機と捉え、国際的に通用する「JAPANブランド化」を目指す取り組みを積極的に支援してまいります。
愛媛県指定伝統的特産品である菊間瓦におきましては、本市の伝統産業である桜井漆器とのコラボレーションによる新商品開発に向けた取り組みが始まり、第1弾として菊間瓦に漆器の技法を施した花器や置物、コースターが商品化されております。地域ブランド「菊間瓦」の産地としてのPR活動に加え、魅力ある商品づくり、販路開拓等への取り組みに対しても支援してまいります。
そして、新産業創出支援事業を行う今治地域地場産業振興センターを初め、地域の活性化に寄与する起業家の育成を目的として創業支援に取り組む今治商工会議所や今治市内金融機関を引き続き支援してまいります。
また、本年1月に就職支援ホームページ「ハタラク」を開設し、今治市内外の若者に対して産業や今治市内企業の就職情報を発信する今治地区産業雇用促進協議会を支援することで、今治市で働く若者をふやし、企業の人材確保を支援してまいります。
農業政策につきましては、しまなみ海道の知名度向上により、本市の農業の魅力を発信し、農業体験を通じて都市の住民との交流促進を図り、都市部からの就農希望者の受け入れを推進してまいります。また、農地中間管理事業を活用し、担い手へ農地を集積、集約化し、生産性の高い農業につなげるとともに、優良農地を守ってまいります。また、地産地消や食育、有機農業の推進など「食と農のまちづくり」に関する施策も、引き続き実施してまいります。
鳥獣被害防止対策につきましては、守りの防護柵対策や攻めの捕獲活動への支援を継続するとともに、松山市との連携を強化して有害鳥獣の捕獲を実施し、被害の軽減を図ってまいります。
森林政策につきましては、森林が我々にもたらしてくれるおいしい水、きれいな空気、美しい自然が確保されるよう、健全な森林を守り育てることを推進してまいります。
水産業の振興につきましては、引き続き増殖場整備、稚魚放流など、水産資源の保護及び安定供給の確保を図るとともに、ブランド力の向上や魚食普及に努め、水産業の活性化に取り組んでまいります。
本年度の重要な施策につきまして、7つの施策の大綱に沿ってご説明してきましたが、これらを実施する上での土台となります道路、上水道、下水道などの社会資本整備につきましても、順次、計画的に実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上、予算規模といたしまして、一般会計は786億円、特別会計は約481億6,000万円、そして企業会計の約151億円を合わせまして、全会計の予算額は約1,418億6,000万円となった次第でございます。
平成28年度当初予算など、議案の大要と市政に対する所信の一端を申し上げましたが、私は、平成21年2月の市長就任以来、「市長の顔が見える、市民に身近な行政」「愛郷無限」そして「新市の一体感の醸成」を
市政運営の基本理念に掲げ、「住んでよかったと実感できるまちづくり」「未来を拓く『いまばり』づくり」に向けて全力で取り組んでまいりました。
本市には、他に類を見ない多様な地域資源の蓄積があります。市民の総力を結集し、まさにオール今治で直面する時代の課題を乗り越え、「人も地域も輝く今治」を目指してまいります。「世界に輝く今治」を実現できると信じ、全力でひたむきに努力を続けてまいる覚悟でございます。流した汗は、きっと報われると信じております。今治市議会を始め市民の
皆様方のご理解とご協力を、これからもよろしくお願い申し上げます。あわせて国会並びに愛媛県議会の諸先生方、国、愛媛県そして報道関係などの関係機関の
皆様方の深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。
なお、提案いたしております各案件の詳細につきましては、後ほど副市長からご説明いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
3:
◯渡辺文喜議長 以上で挨拶は終わりました。
この際、議会活動状況についてご報告いたします。
報告事項はお手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。
日程1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、4番井村雄三郎議員、5番山岡健一議員を指名いたします。
次に、日程2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
会期は本日より3月22日までの22日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、日程3、付議事件番号1、議案第3号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第4号)」ないし付議事件番号15、議案第17号「公有水面埋立てについて(今治港ふ頭用地)」、以上15件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
4:
◯長野和幸副市長 それでは、平成27年度関係の補正予算案など15件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
便宜上、一般議案からご説明申し上げます。薄い方の議案書の1ページをお開き願います。
議会第2回議案第12号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げてございますが、人事院の給与勧告に鑑み、本市職員の給与もこれに準じて改定しようとするものでございます。また、あわせて地方公務員法の改正に伴い所要の改正をしようとするもの、そして行政不服審査法の改正に伴い字句の整理をしようとするものでございます。
4ページをお願いいたします。本ページ以降に給料表を掲げてございますが、人事院勧告によります俸給表の改定に準じまして若年層に重点を置いた改定を行おうとするものでございます。この結果、本市職員の平均改定率は0.4%の引き上げとなっております。
35ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第31条におきまして再任用職員以外の職員の12月に支給する勤勉手当の支給割合を100分の75から100分の85へ、また再任用職員の12月に支給する勤勉手当の支給割合を100分の35から100分の40へ改定しようとするものでございます。
37ページをお願いいたします。第2条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第3条におきまして地方公務員法の改正に伴い、等級別基準職務表におきまして、職員の職務の級における標準的な職務の内容を定めようとするものでございます。
41ページをお願いいたします。第31条第2項第1号及び、次のページになりますが第2号におきまして、先ほどご説明いたしました12月の勤勉手当の支給割合を平成28年度以降変更しようとするものでございます。
42ページをお願いいたします。本ページ以降、別表第4におきまして等級別基準職務表を掲げております。
この条例は、公布の日から施行し、第1条の規定は平成27年4月1日から適用しようとするものでございます。なお、第2条の規定は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
47ページをお願いいたします。本ページの議案第13号「今治市議会議員に対する議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について」、53ページの議案第14号「今治市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び59ページの議案第15号「今治市教育長の勤務時間及び休暇その他の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、一括して説明をさせていただきます。これらの条例は、議会議員、特別職及び教育長の期末手当につきまして、人事院の給与勧告に鑑み、他との均衡を考慮して改定しようとするものでございます。
50ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第5条におきまして議会議員の12月に支給する期末手当の支給割合を100分の162.5から100分の167.5へ改定しようとするものでございます。
平成28年度以降は次のページの第2条による改正条項新旧対照表のとおり、支給割合を変更しようとするものでございます。特別職及び教育長の期末手当の支給割合につきましても同様の改定しようとするものでございます。
これらの条例は公布の日から施行し、第1条の規定は平成27年4月1日から適用しようとするものでございます。なお、第2条の規定は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
次に、65ページをお願いいたします。議案第16号「今治市下水浄化センター改築工事の委託の変更について」でございます。
去る平成26年9月30日に議決をいただきましたが、受託者におきまして工事の内容を精査した結果、当初予定していた汚泥棟の制御システムの更新の必要がなくなったこと及び受託者において入札の結果、落札差金が生じたため、委託金額を下の表のとおり減額しようとするものでございます。なお、仮協定につきましては1月25日に締結させていただいております。委託の相手方及び完成期限につきましては、下に掲げているとおりでございます。後ほどごらんいただいたらと思います。
67ページをお願いいたします。議案第17号「公有水面埋立てについて(今治港ふ頭用地)」でございます。公有水面埋立法第3条第1項の規定によりまして、今治港港湾管理者から下の公有水面埋め立てについて意見を求められましたので、異議ない旨の意見を述べることにつきまして、同条第4項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。埋立区域の位置や面積は下に記載のとおりでございます。なお、埋立区域及び埋め立てに関する工事の施工区域につきましては69ページの公有水面埋立箇所図で示しておりますとおりで、5年の工事期間をもちましてふ頭用地として整備しようとするものでございます。
以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の説明に移らせていただきます。青い冊子の薄い方の補正予算書の1ページをお開き願います。
議案第3号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第4号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ50億17万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を833億9,662万9,000円にしようとするものでございます。
説明の便宜上、歳出から説明させていただきます。
14ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。今回の補正予算は、人事院勧告等に伴います人件費の調整を行っておりますので、ほとんどの款にわたって
補正措置をいたしております。また、地方版総合戦略に基づく各自治体の取り組みについて先駆性を高め、レベルアップの加速化を図ることを目的とした地方創生加速化交付金に関するもののほか、国の補正予算に伴い事業の進捗を前倒しで図ろうとする経費、精算や決算見込みに伴う過不足分の補正なども計上いたしております。補正額に対する特定財源の割合は55.9%となっております。
20ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。以下、人事院勧告等によります人件費の調整に伴う
補正措置のほか、精算や決算見込みに伴う過不足額等につきましては、主なものを除き説明を省略させていただいたらと思います。
まず、総務費、総務管理費の一般管理費でございます。システム開発費でございますが、国の補正予算に伴うもので、社会保障・税番号制度の開始に伴い、活発化する国や他の地方自治体間のオンラインによる情報連携に備え、国が示す指針に基づき情報セキュリティー対策の抜本的な強化を図るものでございます。情報セキュリティー強化対策委託料及び情報セキュリティー強化対策用システム機器に係る経費を計上いたしております。財源は、国庫支出金及び市債でございます。
次に、同項の財産管理費でございます。財政調整基金費でございますが、波止浜地区、吉海地区造船振興土地売払代金、今治小学校跡地の南大門町2丁目市有地及び建物売払代金のほか、財産収入相当額を積み立てようとするものでございます。
減債基金費でございますが、17億円を積み増ししようとするものでございます。
次に、徴税費の賦課徴収費でございます。賦課費でございますが、ふるさと納税が3億円増加いたしまして5億円の決算見込みとなりますことから、それに伴いまして、特産品等経費の不足額を補正しようとするものでございます。なお、歳入に寄附金を計上いたしております。
22ページをお願いいたします。戸籍住民基本台帳費でございます。戸籍住民基本台帳管理費でございますが、国の補正予算に伴うもので、個人番号通知カード、マイナンバーカード関連事務の委任に係る地方公共団体情報システム機構への交付金を増額しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
選挙費の選挙管理委員会費でございます。選挙管理委員会運営費でございますが、国政選挙の選挙権を有しているにもかかわらず、住所移動と選挙人名簿登録基準日との関係で選挙人名簿に登録がされていないために国政選挙の投票を行うことができない者を解消するため公職選挙法の改正が行われましたので、選挙人名簿システムの改修をしようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。24ページをお願いいたします。臨時福祉給付金給付事業費でございますが、国の補正予算に伴うもので、市民税の均等割が課税されていない者であって、平成28年度中に65歳以上となる者に対しまして、臨時福祉給付金の支給を引き続き行おうとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
同項の老人福祉費でございます。老人福祉施設整備費でございますが、第6期介護保険事業計画に基づきまして、愛媛県が設置する医療介護総合確保基金を活用し、地域密着型特別養護老人ホーム1施設と認知症高齢者グループホーム3施設の整備に係る補助金を計上いたしております。財源は県支出金でございます。
26ページをお願いいたします。児童福祉費の保育費でございます。保育所管理運営費でございますが、国の補正予算に伴うもので、幼児教育の無償化に係る保育所等の利用者負担軽減措置の実施に伴い、保育料システムを改修しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
30ページをお願いいたします。商工費の商工振興費でございます。海事都市推進事業費でございますが、地方創生加速化交付金に関するもので、今治地域造船技術センターにおいて造船設計関係の研修と塗装業務の研修を実施し、地元造船業界が抱える人材不足の解消と若手技術者の技術向上により、今治地域造船業界全体の底上げを図ろうとするものでございます。造船の生産設計研修、塗装業務初級研修の新設、研修コーディネーターの設置、造船技能検定、コンクール等の取り組みに対しまして支援をしようとするものでございます。
同項の観光費でございます。サイクルツーリズム推進事業費でございますが、地方創生加速化交付金に関するもので、瀬戸内しまなみ海道を国内外にPRすることにより「サイクリストの聖地」への誘客促進を図ろうとするものでございます。サイクリングの裾野を一層拡大するため、サイクリングマップ及びサイクリングポスターを作成するほか、マウンテンバイクのインストラクター養成やスクール開催に利用するコースを整備するなどの委託料を計上しております。
32ページをお願いいたします。土木費、道路橋りょう費の道路新設改良費でございます。県営道路改良事業費でございますが、愛媛県が実施いたします道路整備事業における、県営事業負担金を計上しようとするものでございます。
都市計画費の墓園事業費でございます。墓園事業特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして、繰出金の増額をしようとするものでございます。
16ページに返っていただいたらと思います。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳入につきましては、歳出のところでご説明申し上げましたものと、決算見込みに合わせましたものや洗い替えを行うものにつきましては、説明を省略させていただいたらと思います。
10款の地方交付税でございますが、国の当初予算において、普通交付税総額に合わせるために減額されておりました調整額が国の補正予算で復活し、追加交付がございましたので、補正額を計上しようとするものでございます。
18ページをお願いいたします。19款の繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして16億2,690万9,000円を増額いたしまして、補正後の額は37億4,764万7,000円となってございます。
8ページに戻っていただいたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。このページから10ページに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。国の補正予算により前倒しで事業を実施するもののほか、事業の進捗に当たり、関連工事との工程調整、関係機関との協議や地元調整等に不測の期間を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
11ページをお願いいたします。第3表地方債の補正でございます。市債の補正に伴いまして、このページと次のページに掲げておりますとおり、起債の借入限度額等を追加及び変更しようとするものでございます。
以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計へ移らせていただきます。なお、人事院勧告等によります人件費の調整を内容とした会計並びに
補正措置につきましては説明を省略させていただいたらと思います。
47ページをお願いいたします。議案第4号「平成27年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ832万8,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を1億327万2,000円にしようとするものでございます。
58ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、墓地の使用許可基数が見込みより減ったことに伴いまして、大谷墓園墓地管理基金への積立金及び繰上償還分の長期債元金を減額しようとするものでございます。
61ページをお願いいたします。議案第5号「平成27年度今治市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。今回の補正予算は、地方債の補正でございます。
次のページ、第1表地方債補正をお願いいたします。簡易水道事業に係る市債が確定したことに伴いまして、起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。
右のページをお願いいたします。議案第6号「平成27年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。今回の補正予算は、繰越明許費の補正でございます。
次のページ、第1表繰越明許費補正をお願いいたします。ここに掲げております事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
右のページ、65ページをお願いいたします。議案第7号「平成27年度今治市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ161万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を65億2,819万5,000円にしようとするものでございます。
70ページをお願いいたします。第2表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
右のページ、第3表債務負担行為の補正でございます。国の内示変更に伴いまして、公共下水道ポンプ場改築事業における限度額を変更しようとするものでございます。
87ページをお願いいたします。議案第8号「平成27年度今治市小規模下水道特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ33万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を11億6,898万9,000円にしようとするものでございます。
92ページをお願いいたします。第2表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
123ページをお願いいたします。議案第10号「平成27年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,475万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を172億1,036万5,000円にしようとするものでございます。
134ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。保険給付費の介護サービス等諸費、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費でございますが、いずれも決算見込みによりまして補正計上をいたしております。財源は、国庫支出金、県支出金及び支払基金交付金でございます。
136ページをお願いいたします。諸支出金、償還金及び還付加算金の償還金でございます。国庫支出金等精算返納金でございますが、平成26年度までの介護給付費等の額の確定に伴う返納金を計上させていただいております。
なお、一般・特別会計の繰越明許費の明細等を別冊の補正予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
続きまして、黄色い冊子の水道事業会計補正予算書の1ページをお開き願います。
議案第11号「平成27年度今治市水道事業会計補正予算(第3号)」でございます。
2ページをお願いいたします。第4条債務負担行為でございます。水道料金収納等業務委託につきまして限度額を変更しようとするものでございます。
以上で平成27年度関係の議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
5:
◯渡辺文喜議長 以上で当局の説明は終わりました。
これより、議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって議題に対する質疑を終結いたします。
これより、付議事件番号1、議案第3号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第4号)」ないし付議事件番号15、議案第17号「公有水面埋立てについて(今治港ふ頭用地)」、以上15件の委員会付託を行います。
以上15件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前11時11分
──────────
午後 1時00分
6:
◯渡辺文喜議長 会議を再開いたします。
この際、委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長にお願いいたします。
7:
◯渡部 豊総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第12号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、賛成多数により原案を可決することに決定をいたしました。
また、議案第3号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第4号)」、議案第13号「今治市議会議員に対する議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について」、議案第14号「今治市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第15号「今治市教育長の勤務時間及び休暇その他の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について」については、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わらせていただきます。
8:
◯渡辺文喜議長 次に、
教育厚生委員長にお願いいたします。
9:
◯中村卓三
教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件について、審査の結果をご報告いたします。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました全ての案件は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。
10:
◯渡辺文喜議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
11:
◯越智 忍産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。
12:
◯渡辺文喜議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。
13:
◯野間有造建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。
14:
◯渡辺文喜議長 以上で委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午後 1時06分
──────────
午後 1時13分
15:
◯渡辺文喜議長 会議を再開いたします。
これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により、適宜一括して行いますから、ご了承願います。
番号1、議案第3号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、番号2、議案第4号「平成27年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号9、議案第11号「平成27年度今治市水道事業会計補正予算(第3号)」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。
次に、番号10、議案第12号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、番号11、議案第13号「今治市議会議員に対する議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号13、議案第15号「今治市教育長の勤務時間及び休暇その他の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上3件を一括して採決いたします。以上3件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。
次に、番号14、議案第16号「今治市下水浄化センター改築工事の委託の変更について」及び番号15、議案第17号「公有水面埋立てについて(今治港ふ頭用地)」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、日程4、付議事件番号16、議案第62号「教育委員会委員の選任について」を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
16: ◯菅 良二市長 議案第62号「教育委員会委員の選任について」ご説明申し上げます。
教育委員会委員5名のうち西原透委員の任期が今月9日をもちまして満了いたしますので、その後任に篠宮博幸氏を選任いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
17:
◯渡辺文喜議長 以上で当局の説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第62号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。
これより番号16、議案第62号「教育委員会委員の選任について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第62号は原案に同意することに決定いたしました。
次に、日程5、付議事件番号17、議案第18号「平成28年度今治市一般
会計予算」ないし付議事件番号60、議案第61号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成28年度)」、以上44件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
18:
◯長野和幸副市長 それでは、平成28年度関係の一般会計を初めとする予算案16件、条例案22件、その他の議案6件、合わせまして44件の案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
便宜上、一般議案から説明をさせていただきます。
分の厚い方の議案書の1ページをお開き願います。
議会第2回議案第34号「農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う今治市農業委員会の部会に関する経過措置を定める条例制定について」でございます。農業協同組合法等の一部を改正する等の法律第2条による農業委員会等に関する法律の改正に伴い、現存する農業委員会の部会は廃止となりますが、現在の農業委員の任期満了まで従前の部会を存続させるため、必要な経過措置を定めようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
5ページをお願いいたします。議案第35号「行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」でございます。行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
10ページをお願いいたします。第1条による今治市固定資産評価審査委員会条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、字句及び条項等の整備をしようとするものでございます。
12ページをお願いいたします。第2条による今治市執行機関の附属機関設置条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、執行機関の附属機関に今治市行政不服審査会を追加しようとするものでございます。
14ページをお願いいたします。第3条による今治市情報公開条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、公文書開示決定等または開示請求等に係る不作為の審査請求については審理員を指名せず審理手続を行うことを規定しようとするものでございます。
16ページをお願いいたします。第4条による今治市個人情報保護条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、個人情報開示決定等または開示請求等に係る不作為の審査請求については審理員を指名せず審理手続を行うことを規定しようとするものでございます。
この条例は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
19ページをお願いいたします。議案第36号「今治市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方公務員法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。また、あわせて、行政不服審査法の改正に伴い、字句の整理をしようとするものでございます。
22ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。任命権者の報告事項に職員の人事評価の状況及び職員の退職管理の状況を追加しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
次のページ、議案第37号「今治市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。降給について必要な事項を定めるとともに分限処分の手続及び効果に関する規定を改めようとするものでございます。
27ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。休職及び降給の事由と手続及び効果並びに失職の例外について規定しようとするものでございます。この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
31ページをお願いいたします。議案第38号「今治市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。本市職員の勤務条件等を国家公務員に準じた勤務条件に変更するため所要の改正をしようとするものでございます。
37ページをお願いいたします。第1条による今治市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条におきまして、1週間の勤務時間を40時間から38時間45分にしようとするものでございます。
38ページをお願いいたします。第3条におきまして、1日の勤務時間を8時間から7時間45分にしようとするものでございます。また、職員の申告を考慮して公務の運営に支障がないと認める場合には勤務時間を割り振ることができるようにしようとするものでございます。
40ページをお願いいたします。第7条におきまして、休息時間を廃止しようとするものでございます。
42ページをお願いいたします。第11条の2におきまして、育児または介護を行う職員が養育または介護をするため請求した場合は、公務の正常な運営を妨げる場合を除き、早出遅出勤務をさせることができるようにしようとするものでございます。
44ページをお願いいたします。第19条におきまして、特別休暇の期間については規則で定めようとするものでございます。
48ページに第2条による今治市職員の配偶者同行休業に関する条例の改正条項新旧対照表を、49ページから50ページに第3条による今治市職員の育児休業等に関する条例の改正条項新旧対照表を、また51ページから53ページに第4条による今治市職員の給与に関する条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、いずれも第1条の改正に伴う所要の改正をしようとするものでございます。
この条例は、勤務時間の改正等について平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。ただし、それ以外については平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
55ページをお願いいたします。議案第39号「今治市職員の退職管理に関する条例制定について」でございます。地方公務員法の改正に伴い、職員の退職管理に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。
57ページをお願いいたします。第2条におきまして、管理または監督の地位にある職員の職として規則で定めるものについている職員であった者は、離職後2年間、営利企業以外の法人その他の団体の地位、または営利企業の地位についた場合は、任命権者に規則で定める事項を届け出なければならないことを定めようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
59ページをお願いいたします。議案第40号「今治市建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」でございます。既存住宅の増築または改築に係る長期優良住宅建築等計画認定申請手数料を定めようとするものでございます。またあわせまして、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
68ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。
70ページをお願いいたします。第10条第52号のイにおいて、既存住宅を増築または改築する場合の長期優良住宅建築等計画認定申請手数料の規定を新たに設けようとするものでございます。
76ページをお願いいたします。第10条第56号において、建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料の規定を新たに設けようとするものでございます。
80ページをお願いいたします。第10条第58号において建築物エネルギー消費性能認定申請手数料の規定を新たに設けようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
87ページをお願いいたします。議案第41号「今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定について」でございます。玉川町龍岡に玉川艇庫を設置しようとするものでございます。
90ページをお願いします。本ページと次のページに改正条項新旧対照表を掲げております。別表第1及び別表第2におきまして、今治市営玉川艇庫の名称、位置及び施設を定めようとするものでございます。
92ページをお願いいたします。別表第5におきまして、施設区分、使用区分、使用時間に応じてそれぞれ掲げております使用料を設定しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
95ページをお願いいたします。本ページの議案第42号「今治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」と165ページの議案第43号「今治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、それぞれ基準省令の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
これらの条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
まず、本ページの議案第42号でございます。
115ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。第3章の2におきまして、地域密着型通所介護の人員、設備及び運営に関する基準等を定めようとするものでございます。
129ページをお願いいたします。第59条の17におきまして、指定地域密着型通所介護事業者は、サービスの提供に当たり、運営推進会議を設置し、おおむね6月に1回以上運営推進会議に対し、活動状況を報告し、評価を受けるとともに必要な要望、助言等を聞く機会を設けなければならないことを定めようとするものでございます。
165ページをお願いいたします。議案第43号でございます。
169ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。
次に、171ページをお願いいたします。第39条におきまして、先ほどの議案第42号と同様に指定介護予防認知症対応型通所介護事業者は、サービスの提供に当たり、運営推進会議を設置し、おおむね6月に1回以上運営推進会議に対し、活動状況を報告し、評価を受けるとともに必要な要望、助言等を聞く機会を設けなければならないことを定めようとするものでございます。
179ページをお願いいたします。議案第44号「今治市墓地条例の一部を改正する条例制定について」でございます。あばらこ墓地の使用料を定め、その他所要の改正をしようとするものでございます。
182ページをお願いいたします。本ページと次のページに改正条項新旧対照表を掲げております。別表第2におきまして、あばらこ墓地全体を使用できるよう、許可面積及び使用料を設定しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
185ページをお願いいたします。議案第45号「今治市公園条例の一部を改正する条例制定について」でございます。今治西部丘陵公園に指定管理者制度を導入するため規定を整備しようとするものでございます。
188ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。第26条において、指定管理者による管理を行わせることができる管理公園施設等に今治西部丘陵公園を追加しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございますが、施行に伴いまして、今治市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例において、今治市西部丘陵公園指定管理者選定審議会を追加することとしております。
右のページをお願いいたします。議案第46号「今治市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について」でございます。大浜地区遊漁船保管施設使用料を改定しようとするものでございます。
192ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。別表第1におきまして、一般使用料の大浜地区遊漁船保管施設の1月の料金を47万9,000円から99万7,300円に変更しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。なお、平成28年度中に限り、99万7,300円以内で市長が定める額と読みかえることとしております。
右のページ、議案第47号「今治市建築審査会条例の一部を改正する条例制定について」でございます。建築基準法の改正に伴い、建築審査会の委員の任期を定めようとするものでございます。
196ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。第3条におきまして、委員の任期は2年と定めようとするものでございます。この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
右のページをお願いいたします。議案第48号「今治市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」でございます。対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い所要の改正をしようとするものでございます。
210ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。
214ページをお願いいたします。別表第3におきまして、厨房設備の種類にグリドル付こんろ等を追加しようとするものでございます。
222ページをお願いいたします。同様に調理用器具の種類にグリドル付こんろ等を追加しようとするものでございます。
224ページをお願いいたします。改正前は電気こんろ、電気レンジ、電磁誘導加熱式調理器に分かれていたものを、電気調理用機器に統合しようとするものでございます。
この条例は、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
231ページをお願いいたします。議案第49号から257ページの議案第55号までの7件の条例につきましては、公の施設の見直しにより、公の施設の廃止について理解が得られたと判断した11施設を廃止しようとするものでございます。これらの条例のうち議案第52号は平成29年4月1日から、それ以外につきましては、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
以下、順を追ってご説明いたします。
まず本ページの議案第49号「今治市B&G海洋センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。大三島B&G海洋センターを廃止しようとするものでございます。
237ページをお願いいたします。議案第50号「今治市児童館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。波方児童館及び小部児童館を廃止しようとするものでございます。
241ページをお願いいたします。議案第51号「今治市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。波方、小部及び西森の各老人福祉センターを廃止しようとするものでございます。
245ページをお願いいたします。議案第52号「今治市老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。朝倉デイサービスセンター(三世代交流センター)及び波方デイサービスセンターを廃止しようとするものでございます。
249ページをお願いいたします。議案第53号「今治市老人憩の家条例を廃止する条例制定について」でございます。小大下老人憩の家を廃止しようとするものでございます。
253ページをお願いいたします。議案第54号「今治市保健センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。波方保健センターを廃止しようとするものでございます。
257ページをお願いいたします。議案第55号「今治市関前農村交流技術研修施設条例を廃止する条例制定について」でございます。関前農村交流技術研修施設を廃止しようとするものでございます。
261ページをお願いいたします。議案第56号「今治市定住自立圏形成方針の変更について」でございます。地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例第2条第1項第2号の規定によりまして、別冊のとおり今治市定住自立圏形成方針を変更することについて議会の議決を求めようとするものでございます。
263ページをお願いします。本ページ以降に新旧対照表を掲げております。第2次今治市総合計画にあわせまして、施策の3本の柱である生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメント能力の強化のそれぞれの分野において、内容を見直し、充実を図ったものでございます。なお、内容につきましては、後ほどごらんをいただけたらと思います。
315ページをお願いいたします。議案第57号「今治市過疎地域自立促進計画の策定について」でございます。現在の今治市過疎地域自立促進計画が期間満了となるため、過疎地域自立促進特別措置法第6条の規定によりまして、別冊のとおり次期の今治市過疎地域自立促進計画を策定することについて議会の議決を求めようとするものでございます。過疎地域と見なされる区域は、吉海、宮窪、伯方、上浦、大三島及び関前の各地域で、計画期間は平成28年4月1日から平成33年3月31日までとなっております。なお、内容につきましては、後ほどごらんいただけたらと思います。
317ページをお願いいたします。この議案第58号から323ページの議案第61号までにつきましては、一般会計から特別会計への繰り入れについての議案でございますので、説明を省略させていただければと思います。
325ページをお願いいたします。参考といたしまして、このページに掲げておりますとおり、寄附の申し込みをいただき、採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。
以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算に移らせていただきます。
青い冊子の平成28年度の一般
会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。
これから一般会計、特別会計及び企業会計の説明をさせていただくわけですが、その前に予算編成の総括的な説明を少しさせていただいたらと思います。
当初予算編成におきましては、合併算定替終了に伴う普通交付税について、特例分の約7割復活が実現したものの、3割は確実に減額されることを考慮し、5年間の激変緩和期間が終わる平成32年度以降の非常に厳しい財政運営に対応できるよう、事業のスクラップ・アンド・ビルドを行う一方、若者の人材定着促進、国家戦略特区の制度を活用した学園都市構想の実現、今治ブランドの推進等に重点を置くなど、本市の人口減少対策に留意し、地方創生策としての予算を積極的に計上しますとともに、各分野において工夫を凝らした予算としております。
なお、一般会計におきましては、主に新ごみ処理施設の建設工事費が増大したこともあり、前年度に比較して12億4,000万円、1.6%の増加となり、特別会計におきましては、有線テレビ放送施設の民間への譲渡、公設地方卸売市場の民営化により、2つの特別会計を廃止するほか、公共下水道事業が地方公営企業法の財務規定等を適用し、公営企業会計へ移行することにより、全会計の予算総額は1,418億6,219万3,000円を計上し、前年度と比べますと48億2,519万5,000円増加し、3.5%上回る予算となっております。
予算の説明に入ります前に一言お断りを申し上げます。当初予算でございますので、何分膨大な内容となってございます。人件費などの義務的経費や経常的な経費、継続的な事業につきましては、極力説明を省略させていただき、主要な事業を中心に説明をさせていただきたいと思いますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
それでは、議案第18号「平成28年度今治市一般
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を786億円に定めようとするものでございます。
便宜上、歳出から説明をさせていただいたらと思います。
10ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして12億4,000万円、1.6%増加いたしております。特定財源につきましては、国・県支出金など合わせまして255億6,303万4,000円で、予算額に占める割合は32.5%となってございます。
60ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。
まず、議会費でございます。議員報酬、政務活動費、議会の運営費ほか、議会報告会の開催や本会議インターネット中継など議会活動のための所要の予算を計上いたしております。なお、障害者差別解消法に関する対応として、公式ホームページのウエブアクセシビリティーの向上を図るため、改修、運営に係る所要額を計上いたしております。
62ページをお願いいたします。一般管理費でございます。高度情報化推進費でございますが、電算センターを平成28年度に完成予定の防災拠点施設の機械室棟に移転するために必要となる通信網の整備計画等を策定する委託料を計上いたしております。
64ページの島しょ部人権センター整備事業費でございますが、旧伯方中学校跡地に島嶼部の広域的な人権施策の中心的な役割を担う島しょ部人権センターを整備する予算を計上しております。財源は市債でございます。
68ページをお願いいたします。文書広報費でございます。広報広聴費でございますが、議会費で説明申し上げましたのと同様に、障害者差別解消法に関する対応として公式ホームページの改修、運営に関する所要額を計上いたしております。
72ページをお願いいたします。財産管理費でございます。庁舎管理費でございますが、今治小学校跡校舎を改修し、庁舎別館事務所に整備する予算を計上しております。財源は市債でございます。また、合併後整備いたしましたIP電話システムを更新するための委託料のほか、IP電話設備機器等の備品購入費を計上いたしております。
76ページをお願いいたします。企画費でございます。国家戦略特区推進費でございますが、区域計画の策定に向けた国や関係機関等との協議、調整等に要する経費を計上いたしております。
80ページをお願いいたします。国体推進費でございます。平成28年度に実施されます愛顔つなぐえひめ国体リハーサル大会の運営経費及び平成29年度に開催されます本大会の準備経費を計上いたしております。財源は県支出金でございます。
82ページをお願いいたします。総務諸費でございます。移住交流推進事業費でございますが、今治市外から移住する働き手世帯、子育て世帯を対象とした個人の住宅取得費に対する補助金及び愛媛県外から移住する働き手世帯、子育て世帯が空き家を改修する費用や家財道具の搬出等に要する費用に対する補助金を新設いたしております。財源は県支出金でございます。
コミュニティ放送推進費でございますが、本市の緊急防災情報伝達システムを整備する上で今治コミュニティ放送株式会社が重要な役割を担うこととなるため、同社に対し追加出資し、持ち株比率を高めることで今治市の関与度合いを強め、経営の安定化を図ろうとするものでございます。
90ページをお願いいたします。市長選挙及び市議会議員選挙費でございます。任期満了は平成29年2月19日となっております。
94ページをお願いいたします。参議院議員選挙費でございます。任期満了は平成28年7月25日となっております。財源は県支出金でございます。
98ページをお願いいたします。社会福祉総務費でございます。民生(児童)委員活動推進費でございますが、委員報酬の単価が年間1万1,640円増額となりますので、それに伴い予算を増額いたしております。財源は県支出金でございます。
100ページの生活困窮者等支援対策事業費でございますが、生活保護世帯の中学生30名程度を対象とした学習支援を実施する経費を計上いたしております。財源は国庫支出金でございます。
臨時福祉給付金給付事業費でございますが、引き続き、市民税の均等割が課税されていない低所得者への簡素な給付金を支給いたします。また、平成28年度の簡素な給付措置の対象者のうち、障害基礎年金または遺族基礎年金を受給している方に年金生活者等支援臨時福祉給付金を支給いたします。財源は国庫支出金でございます。
102ページをお願いいたします。障害者(児)福祉費でございます。104ページの意思疎通支援事業費でございますが、障害者差別解消法に関する対応として、今治市主催の行事、催し物に聴覚障害者等から参加の申し出があった場合に、手話通訳者や要約筆記者を今治市負担で配置しようとするものでございます。
106ページをお願いいたします。老人福祉費でございます。老人福祉施設整備費でございますが、第6期介護保険事業計画における介護施設開設準備事業費補助金を計上いたしております。対象は、広域型特別養護老人ホーム1施設、地域密着型特別養護老人ホーム1施設、グループホーム3施設及び定期巡回・随時対応型訪問介護・看護1施設でございます。財源は県支出金でございます。
114ページをお願いいたします。児童福祉総務費でございます。結婚・妊娠・出産・育児切れ目のない支援事業費でございますが、波方児童館の跡地を利用し、さまざまな年齢層の地域住民の中で子育てをしていくモデルを創造するため、地元団体が取り組む地域子育て支援モデル事業に係る経費を計上しております。
116ページをお願いいたします。児童育成費でございます。母子・父子・寡婦家庭援護費でございますが、ひとり親世帯を対象とした高等学校卒業程度認定試験の合格を目標としたもので、通信教育を含む対象講座を受講する費用の一部を補助する高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金補助金を計上いたしております。財源は国庫支出金でございます。
118ページの児童扶養手当費でございますが、平成28年8月分から第2子以降の加算額が拡大しますので、予算を増額いたしております。財源は、国庫支出金及び諸収入でございます。
児童クラブ活動費でございますが、既存の27施設に加えて、新たに民間から3施設を公募し、全部で30施設の委託料を計上いたしております。また、今治市内最大規模である富田児童クラブは、1人当たりの面積基準を満たしておらず、現在利用している富田小学校の余裕教室の追加割り当てができない状況であるため、旧富田保育所跡地に専用プレハブ施設を建設する予算を計上いたしております。財源は国・県支出金でございます。
120ページをお願いいたします。保育費でございます。保育所管理運営費でございますが、立花保育所の閉所に伴い、晴心幼稚園の保育教諭による引き継ぎ保育を実施いたします。財源は、国・県支出金及び負担金でございます。
地域子ども子育て支援事業費でございますが、病児について看護師等が一時的に保育等を行うため、病院等に付設された専用スペースを整備する費用を助成しようとするものでございます。財源は国・県支出金でございます。
児童福祉施設整備費でございます。(仮称)晴心認定こども園を整備するための大規模改修に要する費用への補助金を計上いたしております。財源は県支出金でございます。
128ページをお願いいたします。保健衛生総務費でございます。
130ページの救急医療施設運営費でございますが、民間小児科医院の閉院による休日診療の代替として、愛媛大学等からの応援医師による今治医師会市民病院での在宅当番に係る経費を下半期分計上いたしております。財源は負担金でございます。
健康増進事業費でございます。大腸がん検診について40歳到達者へのクーポン券配付を継続し、それ以外では、今まで集団検診のみ実施していたのに加えて、個別検診も実施し、かかりつけの病院での受診も可能とするなど、死亡率の高い大腸がんの検診受診率の向上を図ろうとするものでございます。財源は、国・県支出金及び諸収入でございます。
結婚・妊娠・出産・育児切れ目のない支援事業費でございます。特定不妊治療を行っている夫婦に対し、費用の一部を助成するものでございます。平成28年度から年間助成回数の制限を撤廃するとともに、新たに男性不妊治療への助成も開始をいたします。
138ページをお願いいたします。環境保全費でございます。環境保全推進費でございますが、地球温暖化対策、省エネ対策事業として家庭用燃料電池及び家庭用蓄電池の新エネルギー関連設備の普及を図るため、設置費に対して支援をしてまいります。財源は県支出金でございます。
142ページをお願いいたします。清掃総務費でございます。美しいまちづくり推進事業費でございますが、いまばり環境フェスティバル及びスポーツGOMI拾い競技の開催や、ボランティア清掃活動を支援するための経費を計上いたしております。
148ページをお願いします。ごみ処理施設建設費でございます。新ごみ処理施設の整備につきましては、地元部落を初め関係者の皆様のご理解やご協力をいただき、昨年、埋設廃棄物対策等工事を終え、本体工場棟の建築工事に着手をいたしました。本年度にはプラント建設を含め施設整備を順次進めてまいります。周辺の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。財源は、国庫支出金及び市債でございます。
150ページをお願いいたします。し尿処理費でございます。し尿処理事業管理費でございますが、合併処理浄化槽の維持管理に関する保守点検、法定検査及び清掃に関する経費の一部を補助する制度を創設いたします。
158ページをお願いいたします。農業総務費でございます。農産物鳥獣被害対策費でございますが、本年度は松山市と連携した有害鳥獣の捕獲について作業員を増員して、被害の防止に努めてまいります。
160ページをお願いいたします。農業振興費でございます。新規就農者支援事業費でございますが、新規就農者の確保を目的として、就農希望者を対象とした新・農業人フェアへの出展や、新規就農者向けのプロモーション資材を活用して本市での就農をPRしてまいります。財源は県支出金でございます。
164ページをお願いいたします。農地費でございます。県営土地改良事業に対する県営事業負担金、団体営土地改良事業、区画整理などを行います基盤整備促進事業、老朽ため池整備事業など、所要の予算を計上いたしております。愛媛県が新たに整備を進める朝倉ダムの農業用小水力発電導入支援事業に対する負担金も計上をいたしております。
また、多面的機能支払交付金事業費でございますが、国が推進しております多面的機能支払制度を活用し、水路や農道などの保全等に取り組む組織を支援しようとするものでございます。財源は、県支出金、市債と分担金などでございます。
170ページをお願いいたします。水産業振興費でございます。172ページの水産業共同利用施設設置事業費でございますが、近代化のための共同利用施設の整備費に助成しようとするものでございます。また、増殖場整備事業費では、今回は小部漁協と関前漁協の漁場に保護育成礁を設置し、藻場の造成をしようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び分担金でございます。
174ページをお願いいたします。漁港建設費でございます。水産基盤ストックマネージメント事業費、海岸保全施設整備事業費、港整備交付金事業費では、各漁港の補修、保全工事や高潮対策事業を進めてまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。
176ページをお願いいたします。商工振興費でございます。産業振興対策費でございますが、地域の産業振興を目的として、今治市内の事業者による住宅のリフォーム工事費に対する補助金を新設いたします。
中心市街地活性化事業費でございますが、移住者の住宅取得を支援するまちなか移住促進事業費補助金を創設いたしますとともに、中心市街地商業活性化事業費補助金において対象区域等を拡大し、まちなか人口の回復とにぎわい創出を推進してまいります。
ブランド推進事業費でございますが、平成27年度において、本市の魅力を積極的にPRするシティープロモーションビデオ及びフリーペーパー「今治スタイル」を製作いたしましたが、本年度は、その産業編を製作いたしますとともに、ビデオ編集コンテストを開催するなど、特に若者に向けてタオルや造船など本市の主要な産業の魅力を発信、紹介してまいります。
そのほか、外務省儀典官室との共催による駐日外国大使地方視察訪問の受け入れや、札幌市で開催されますスポーツイベントにおける今治市と今治タオルのPRに関する経費、2020年東京オリンピック、パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合への負担金等を計上いたしております。
178ページをお願いいたします。観光費でございます。観光振興事業費でございますが、瀬戸内しまなみ海道振興協議会において、尾道市、松江市と連携した台湾プロモーション事業や愛媛県と連携したインドネシアプロモーション事業のほか、今治市、尾道市、上島町の2市1町連携事業としてしまなみ版のDMO設立に向けた基礎調査を実施いたします。
観光施設整備費でございますが、今治勤労総合福祉センター、通称「今治湯ノ浦ハイツ」の耐震補強実施設計及び改修設計業務の委託料を計上いたしております。
180ページのサイクルツーリズム推進事業費でございますが、ことし10月30日に予定しております瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2016」の開催に要する経費といたしまして、しまなみ海道・国際サイクリング大会実行委員会に対する負担金を計上いたしております。財源は市債でございます。
182ページをお願いいたします。イベント推進費でございます。イベント実行委員会等への負担金でございますが、新規イベントとして伝統芸能活用イベント「おわら風の盆」の開催を計画いたしております。
192ページをお願いいたします。道路改良事業費でございます。公共道路改良事業費に係る各路線につきまして、事業の進捗を図ってまいりますとともに、高地山方線に着手をいたします。また、道路橋りょう補修事業費では、長寿命化修繕計画に基づきまして、5メートル以上の橋りょうを順次、補修、耐震化を進めてまいりますとともに、長さ2メートルから5メートルの橋りょうやトンネルの補修、道路ストック点検調査などにも取り組んでまいります。また、榎橋のかけかえに着手をいたします。財源は、国・県支出金と市債でございます。
194ページをお願いいたします。河川総務費でございます。市単独河川(水路)改良事業費でございますが、老朽化し、能力不足となっております金星川の樋門、ポンプ場を移転、改築するため、所要の予算を計上いたしております。財源は市債でございます。
196ページをお願いいたします。港湾管理費でございます。みなと交流センター管理費でございますが、本年7月末にオープン予定のみなと交流センターの管理経費及びオープニングイベントの開催経費を計上いたしております。財源は、使用料、財産収入及び諸収入でございます。
200ページをお願いいたします。港湾建設費でございます。今治港の港湾改修事業、港湾補修事業、さらに今治港大新田地区の海岸保全事業などの進捗を図ってまいります。みなと交流センター横の臨港道路片原町ふ頭線、北浜防波堤の整備に着手してまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。
202ページをお願いいたします。都市計画総務費でございます。しまなみ海道自転車利用促進費でございますが、しまなみ海道の自転車通行料金無料化に係ります本四高速の減収補填や、自転車利用促進事業を実施するしまなみ海道自転車道利用促進協議会への負担金を計上いたしております。財源は諸収入でございます。
空家等対策事業費でございますが、平成27年度に実施をしております空き家実態調査の成果をもとに、本年度は特定空き家について把握を行いますとともに、空き家情報のデータベース化に向けたシステムの構築を行います。財源は国庫支出金でございます。
204ページをお願いいたします。みなと再生事業費でございます。みなと交流施設整備費でございますが、みなと交流センターが完成いたしましたので、本年度は海のコンコースの整備のほか、植栽や舗装工事など周辺の外構の整備を行ってまいります。財源は、国庫支出金と市債などでございます。
212ページをお願いいたします。公園事業費でございます。公園施設長寿命化事業費でございますが、公園施設の長寿命化計画を策定し、予防保全的な維持管理への転換を図ろうとするものでございます。本年度は平成27年度に予備調査を実施しております市制50年記念公園と藤山健康文化公園につきまして、健全度調査及び緊急度判定並びに長寿命化計画の策定を行ってまいります。財源は国庫支出金でございます。
218ページをお願いいたします。住宅建設費でございます。本町団地建替事業費につきましては、3号棟の建設工事を進めてまいります。四村団地建替事業費につきましては、1号棟の建設工事を進めてまいります。入居者には大変迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。財源は、国庫支出金と市債でございます。
222ページをお願いいたします。非常備消防費でございます。消防団等運営費でございますが、消防団員の活動服を更新するため、所要額を計上いたしております。
226ページをお願いします。消防施設整備費でございます。非常備消防施設整備費でございますが、常盤と朝倉の消防詰所建設の所要額を計上いたしております。財源は市債でございます。
常備消防施設整備費でございますが、西消防署波方分署の既存庁舎の建てかえ及び既存大型車庫の改修に着手をいたします。財源は市債でございます。
228ページをお願いいたします。災害対策費でございます。防災情報通信システム整備費でございますが、今治市域全体の緊急防災情報伝達システムを整備しようとするもので、本年度は実施設計に係る委託料を計上いたしております。その伝達手段については、FMラヂオバリバリの放送網を活用していくため、みなと交流センターへのスタジオ開設や放送エリアの拡張調査設計に要する費用を補助しようとするものでございます。財源は市債でございます。
230ページをお願いします。防災拠点施設整備費でございます。引き続き、機械室棟の建設や附属棟3階の改修を進めますとともに、別館の外壁塗装や構内舗装工事等に所要額を計上いたしております。財源は市債でございます。
234ページをお願いいたします。教育諸費でございます。幼稚園就園奨励費でございますが、本年度は国の基準に合わせまして、多子世帯及びひとり親世帯等の保護者負担を軽減してまいります。財源は国庫支出金でございます。
遠距離通学費でございますが、島しょ部人権センターの整備に合わせ、同センター前に伯方小学校スクールバス用の回転広場を整備する費用を計上いたしております。
236ページをお願いします。小学校管理費でございます。小学校の施設整備費と238ページの中学校管理費における中学校の施設整備費では、本年度で耐震補強工事が完了いたしますので、小学校3校の屋内運動場つり天井の落下対策に着手するほか、優先順位を考慮しながら改修工事を進めてまいります。財源は市債でございます。
248ページをお願いします。公民館費でございます。公民館管理費でございますが、美須賀コミュニティプラザにおいては、建設当初から駐車場の確保ができず、利用者にはご不便をおかけしておりましたが、隣接用地を購入する見通しが立ちましたので所要の予算を計上いたしております。
260ページをお願いいたします。体育施設費でございます。体育施設整備費でございますが、新都市スポーツパークにおいて人工芝のサッカーコート及びトイレ棟を整備するほか桜井海浜ふれあい広場サッカー場において夜間照明設備を設置いたします。財源は、諸収入及び市債でございます。
262ページをお願いいたします。学校給食費でございます。給食施設管理費でございますが、学校給食衛生管理基準により桜井調理場床のドライ化改修工事に所要額を計上いたしております。財源は市債及び諸収入でございます。
268ページをお願いいたします。公債費でございますが、元金、利子合わせまして113億836万2,000円を計上いたしております。財源は、使用料及び諸収入でございます。
諸支出金でございます。普通財産用地購入費でございますが、土地開発基金で取得した桜井駅前用地の一部を買い戻しまして、公募により売却をしようとするものでございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、9ページに返っていただいたらと思います。歳入の総括を掲げてございます。歳入総額に占める財源構成でございますが、主な一般財源であります市税が26.6%、地方交付税が26.2%、次いで、国庫支出金が12.6%、市債が12.4%などとなってございます。
12ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。市税全体を209億2,024万6,000円と見込んでおります。まず、個人市民税でございますが、62億9,400万円と見込み、前年度より1億5,300万円の増収となっております。
法人市民税につきましては24億7,300万円と見込み、前年度より4億3,300万円の減収となっております。これは、タオル製造業など好調を維持する一方で、法人税割の税率引き下げの影響なども考慮し、造船業や海運業等の主力産業におきましては、減収を見込んでいるものでございます。この結果、市民税全体では87億6,700万円となりまして、前年度より2億8,000万円の減収となっております。
次に、固定資産税でございますが、105億3,194万6,000円と見込み、前年度より9,106万7,000円の減収となっております。これは波方国家石油ガス備蓄基地の償却資産の減耗に伴いまして、国有資産等所在市交付金の減収などを見込んでいるものでございます。
軽自動車税でございますが、5億1,830万円と見込み、前年度より1億円の増収を見込んでおります。これは、原動機付自転車、軽自動車と小型の普通自動車との税負担水準格差の是正及び車両の環境性能等に応じた課税の導入などの税率改正が行われ、税率が引き上げられたことによるものでございます。
14ページをお願いいたします。市たばこ税でございますが、10億9,500万円と見込み、前年度より400万円の増収を見込んでおります。これは、主に旧三級品の税率改正により増収を見込んだものでございます。
入湯税でございますが、前年度の実績から同額の800万円と見込んでおります。
次に、地方譲与税でございます。地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税、特別とん譲与税につきましては、国の見込み額や前年度実績に基づき見込んでおります。
次に、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金、それから16ページになりますが、地方特例交付金につきましても、国の見込み額や前年度実績等に基づき見込んでおります。
地方交付税でございますが、普通交付税190億円、特別交付税16億円、合わせまして206億円と見込み、前年度より13億円減少した予算計上となっております。これは、合併後10年間の特例期間が経過したことによる特例措置の段階的な逓減や、地方消費税交付金を初めとする各交付金の増収見込みによる基準財政収入額の増額などに伴い、普通交付税額が減少したことによるものでございます。
以下、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、国・県支出金などにつきましては、説明を省略させていただきます。
6ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為でございます。このページと次のページに掲げてございます各事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。
8ページをお願いいたします。第3表地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。
以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き特別会計へ移らせていただいたらと思います。
青い冊子の平成28年度の特別
会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。
議案第19号「平成28年度今治市用地取得特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を4億1,940万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、それぞれの用地先行取得事業債に係る元金及び利子を計上いたしております。
13ページをお願いいたします。議案第20号「平成28年度今治市墓園事業特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,320万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、大谷墓園墓地の管理費が主なものとなってございます。
29ページをお願いいたします。議案第21号「平成28年度今治市船舶交通特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億5,160万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、せきぜん渡船の運航費などでございます。
38ページをお願いいたします。渡船運航費でございますが、せきぜん渡船の旅客船第三徳海の代替船舶の建造費など、所要の予算を計上いたしております。
32ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項につきまして、期間及び限度額を定めようとするものでございます。
49ページをお願いいたします。議案第22号「平成28年度今治市簡易水道事業特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を11億8,660万円に定めようとするものでございます。
54ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして2億3,170万円増加いたしておりますが、これは大西地区簡易水道統合整備事業や力石地区飲料水供給施設統合整備事業などの増加によるものでございます。予算の内容でございますが、簡易水道施設及び飲料水供給施設の管理費と建設費などに所要の予算を計上いたしております。国庫支出金、市債など7億9,823万4,000円が特定財源となってございます。
62ページをお願いいたします。簡易水道施設建設費でございますが、岡村・小大下広域送水事業、しまなみ送水事業、大西・菊間送水整備事業など所要の予算を計上いたしております。財源は、国庫支出金、市債、負担金でございます。
64ページをお願いいたします。飲料水供給施設建設費でございますが、玉川力石地区の飲料水供給施設を玉川上水道に統合するための所要額を計上いたしております。財源は市債でございます。
52ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。
71ページをお願いいたします。議案第23号「平成28年度今治市港湾事業特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億9,500万円に定めようとするものでございます。
76ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、港湾施設の管理費が主なものとなってございます。市債など8,233万8,000円が特定財源となってございます。
74ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。荷役機械整備事業につきまして、このとおり借入限度額などを定めようとするものでございます。
95ページをお願いいたします。議案第24号「平成28年度今治市鉱泉供給事業特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,690万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、玉川鉱泉の管理費などでございます。
111ページをお願いいたします。議案第25号「平成28年度今治市小規模下水道特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を11億8,800万円に定めようとするものでございます。
116ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、農業・漁業集落排水施設及びコミュニティプラントの施設管理費、業務費のほか建設費などに所要の予算を計上いたしております。県支出金、市債など1億3,144万4,000円が特定財源となっております。
126ページをお願いいたします。建設費の農業集落排水施設建設費でございます。朝倉地区農業集落排水施設機能強化事業の進捗を図るとともに、陸地部集落排水施設の機能診断及び最適整備構想の策定のための所要額を計上いたしております。財源は、県支出金、市債、諸収入でございます。
次に、漁業集落排水施設建設費でございます。大浜地区漁業集落排水施設を北部処理区に接続、統合するための所要額を計上いたしております。財源は市債でございます。
114ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借り入れ限度額などを定めようとするものでございます。
135ページをお願いいたします。議案第26号「平成28年度今治市駐車場特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,260万円に定めようとするものでございます。予算の内容ですが、市営駐車場の管理運営費などでございます。
151ページをお願いいたします。議案第27号「平成28年度今治市国民健康保険特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を245億8,300万円に定めようとするものでございます。
156ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、療養給付費、高額療養費、後期高齢者支援金及び保険財政共同安定化事業拠出金等でございます。財源は、国・県支出金、交付金、諸収入などでございます。
183ページをお願いします。議案第28号「平成28年度今治市後期高齢者医療特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を21億6,320万円に定めようとするものでございます。
188ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容ですが、後期高齢者医療広域連合への納付金等でございます。
201ページをお願いいたします。議案第29号「平成28年度今治市介護保険特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を179億4,100万円に定めようとするものでございます。
206ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして8億1,400万円増加しておりますが、これは、主に高齢化の進展に伴う要介護認定者数の増加によるものでございます。予算の主な内容でございますが、居宅介護サービス費、地域密着型介護サービス費及び施設介護サービス費等でございます。財源につきましては、65歳以上の高齢者からの保険料、また40歳から64歳までの医療保険加入者に係る各保険者からの拠出金と国、愛媛県、今治市でそれぞれ負担することとなっております。
229ページをお願いします。議案第30号「平成28年度今治市介護予防支援事業特別
会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,680万円に定めようとするものでございます。予算の主な内容でございますが、介護予防プランの作成等に係る所要額を計上いたしております。
以上で一般・特別会計の予算説明を終わらせていただきますが、一部の事業につきましては別冊の当初予算説明資料に箇所図等を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
それでは、続きまして水道事業会計に移らせていただきます。
黄色い冊子の予算書の1ページをお開き願います。
議案第31号「平成28年度今治市水道事業
会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水戸数、総配水量、1日平均配水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりとなっております。
第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は35億8,300万円を、支出総額は32億8,100万円を予定いたしております。
2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は9億7,800万円を、支出総額は26億500万円をそれぞれ予定いたしております。これによります不足額につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。
第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げております事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。
右側の3ページをお願いいたします。第6条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を1億円に定めようとするものでございます。
第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費3億6,491万円と交際費10万円を予定いたしております。
4ページをお願いいたします。第9条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費、資産減耗費、企業債利息及び児童手当に充てるための2億1,166万8,000円を予定いたしております。
第10条のたな卸資産の購入限度額でございますが、255万円を予定いたしております。
6ページをお願いいたします。実施計画を掲げてございます。
右のページ、7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして浄水場及び配水設備の管理費、給水切りかえ工事などの施設工事費、下水道工事に伴う配水管移設工事、減価償却費などを予定いたしております。営業外費用といたしましては、企業債利息を初め、水利調整関連費などを予定いたしております。
8ページをお願いします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、県補助金、消火栓などの布設に伴う工事負担金などを計上いたしております。
右の9ページをお願いします。資本的支出でございますが、配水施設費、企業債償還金及び今治市水道施設整備基金の積立金などを予定いたしております。なお、予定いたしております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、55ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
次に、85ページをお願いいたします。議案第32号「平成28年度今治市工業用水道事業
会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水事業箇所数、1日契約水量、総給水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。
第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は2,838万9,000円、支出総額は2,828万9,000円を予定いたしております。
86ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は180万7,000円、支出総額は1,860万4,000円を予定しております。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。
第5条の一時借入金でございますが、借入限度額を500万円に定めようとするものでございます。
第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費21万円を予定いたしております。
それでは、続きまして、公共下水道事業会計に移らせていただきます。本年度より地方公営企業法の財務規定等を適用いたしまして、今治市公共下水道事業会計を新設して経理執行することとなります。
グレーの冊子の予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。
議案第33号「平成28年度今治市公共下水道事業
会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。本年度整備面積、年間総処理水量、1日平均処理水量及び主要な建設改良事業はそれぞれ記載のとおりでございます。
第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は51億7,400万円を、支出総額は52億2,000万円を予定いたしております。
2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は24億5,100万円を、支出総額は39億5,200万円をそれぞれ予定いたしております。これによります不足額につきましては、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。
第4条の2、特例的収入及び支出でございます。これらは、平成28年度からの地方公営企業法の一部適用によりまして平成27年度の下水道事業特別会計が年度末の3月31日で打ち切り決算となり、同日をもって会計が閉鎖、終了となりますので、平成27年度中の下水道事業特別会計に係る未収金と未払い金を新たに設置した会計であります公共下水道事業会計の債権及び債務として整理し、執行しようとするものでございます。未収金及び未払い金の金額はそれぞれ3億3,100万円及び3億9,400万円を予定いたしております。
第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項につきまして、期間及び限度額を定めようとするものでございます。
右側の3ページをお願いいたします。第6条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を25億円と定めようとするものでございます。
第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。営業費用と営業外費用の間で消費税及び地方消費税に限りまして流用することができるようにしようとするものでございます。
第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費の2億1,663万4,000円と交際費5万円を予定いたしております。
第10条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費及び企業債利息に充てるための5億3,778万円を予定いたしております。
4ページをお願いいたします。第11条のたな卸資産の購入限度額でございますが、771万円を予定いたしております。
第12条の重要な資産の取得でございますが、記載しております移動脱水車1台の取得を予定いたしております。
6ページをお願いいたします。実施計画を掲げてございます。
右の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして、終末処理場等下水道施設に係る管理費や使用料の徴収等に係る事務費及び減価償却費などを計上いたしております。営業外費用といたしましては、企業債利息などを計上いたしております。
8ページをお願いいたします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、受益者負担金などを計上いたしております。
右側の9ページ、資本的支出でございますが、管渠整備等に係る建設改良費と企業債償還金を予定いたしております。なお、予定いたしております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、43ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
以上をもちまして、本日提案申し上げました全ての議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
19:
◯渡辺文喜議長 以上で当局の説明は終わりました。
3月7日定刻から本会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午後 2時44分 散 会
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